隣家との距離が近いので聞こえやすい生活音

防音材

防音工事と言えば一昔前まで空港周辺の民家で行われる騒音対策工事がしばしばマスメディアを賑わしていました。ところが、近年は生活の質向上を求める意識が大都市圏の住民にも強まってきて、街中でも防音対策の必要性が高まっています。人口増加により住まい同士が一段と近づいてきたので静かな生活環境が減ってきた証拠だといえます。都市部、特に首都圏では依然として人口増加に伴うマンション建設が続いていて、建物の密集状況が緩和されて生活しやすくなったとは言い難い状態です。確かに高規格マンションが増えて入居者は生活の質や利便性を楽しめるようになってきました。しかしながら、都市部では隣同士との距離が近いために聞こえてくる周囲の生活音で悩んでいる人が依然として多いままです。都市部では生活する時間帯の異なる家屋同士が近接して暮らしており、マンションやアパートであれば上下左右階の家庭とは壁や床、天井一つで接しています。

隣近所とのトラブル防止に生活音防止施工

また、戸建てでも建物同士がいたるところで接近して建てられています。このため、夜中や朝方の静かな時間帯には様々な生活音が隣近所から聞こえてくるわけです。都市部の生活では睡眠を邪魔されても我慢しながら暮らしているのでストレスが大なり小なりかかっています。従って、こうした日常の暮らしで起こるクレームの中でも意外にも隣近所の生活音が上位を占めていますが音を発している方は余り意識していません。生活音の中でも住人たちの騒ぎ声だけでなく椅子やテーブルを動かすときの軋み音は日中でも響くので、病人や高齢者には頭に響いて耐えられないようです。このため、防音対策が不十分な家屋の隣近所同士で騒音トラブルが事件に発展することも時折あるわけです。

生活様式の多様化で昼夜型へ広がる都市空間

そこで、近年、住宅建築でも建物の壁や窓及び天井や床すべてに防音機能を高めた部材を使った施工方法を採用するようになってきました。既設のマンションやアパートでもリフォーム工事があると床のフローリング遮音等級を改善する防音工事が増えています。一方で、住宅街でも仕事上や趣味を楽しむため楽器演奏活動やシアター等、室内で大きな音を発するケースがあります。この場合、音が外部に漏れない位の防音室を設置してクレームの生じない工夫をしなければならなくなっています。ライフスタイルの多様化は様々な職業の人たちが混ざり合って暮らすことにもつながっています。従って、生活する時間帯が益々24時間型へ広がりつつあるので、相手の生活に支障を与えない努力、静かに行動する努力がお互いに必要な時代です。但し、音は気を付けたつもりでも高音、低音の周波数次第で意外な方に影響を与えることが知られています。音漏れが心配な地域ではフローリング床は遮音等級を上げる防音工事をして他人迷惑を減らす思いやりが必要のようです。

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